官報公告 官報公告について

第1 「官報」とは?

 明治16年に創刊された「国の機関紙」であり、発行元は独立行政法人国立印刷局です。法律、政令、条約等の公布をはじめ、公告などが掲載されており、国民に広く知らせる重要な役割を果たしています。

第2 官報に「公告」を掲載したい場合は?

 一般の会社様(株式会社様)などが官報に公告を載せる場合は、「官報公告等取次店」を経由して、お申込みいただく事となります。なお、官報公告掲載料金は全国一律であり、どちらの官報公告等取次店で申し込まれても、金額は同じです。

第3 官報の「発行日」は?

 官報は、行政機関の休日である、土曜・日曜・祝日・12月29日~1月3日までを除く毎日、発行されます。

第4 官報は発行日の何時に公開されますか。

 官報は、発行日の午前8時30分に、国立印刷局及び東京都官報販売所に掲示するほか、インターネットで配信しています。
 最高裁判所の判例では、「法令の公布は、官報をもって行うのが相当であり、公布の時期は印刷局本局又は東京都官報販売所における官報掲示時刻である午前8時30分である」とされています。

事件番号 昭和30(あ)871
事件名 覚せい剤取締法違反
裁判年月日 昭和33年10月15日
法廷名 最高裁判所大法廷
全文

第5 官報の「種類」は?

 官報には、「本紙」「号外」「政府調達公告版」「特別号外」など複数の種類がありますが、法定公告は、「本紙」「号外」「政府調達公告版」のいずれかに掲載されます。
 独立行政法人などが掲載する「入札公告」などの政府調達に関しては「政府調達公告版」に掲載となりますが、会社等の公告は「本紙」または「号外」に掲載となります。(いずれの版に載るかは公告主様において選択できるものではありません。)